日本ダービーについて思うこと
5/27(日)は、東京競馬場で日本ダービーが行われる。
今のところ、皐月賞馬のソールオリエンスが一番人気に、
続く二番人気はG2青葉賞の勝ち馬、スキルヴィングになりそうだ。
ソールオリエンスの皐月賞の勝ち方が強すぎて、皐月賞で2着以下だった馬の人気が下がるのは分かるが、
それでも、青葉賞の勝ち馬がそこまで人気するのか?と思って、
近10年のダービーの結果を改めて眺めると、、
・2021年ダービー馬:シャフリヤール
・2019年ダービー馬:ロジャーバローズ
・2013年ダービー馬:キズナ
は、前走で皐月賞"以外"のレースを走ってい馬だ。
10回中3回は別路線組が勝利しているというのは、個人的には少し意外だった。
また、青葉賞からのローテで勝利した馬はおらず、
勝利した3頭は、毎日杯 or 京都新聞杯のどちらかからの参戦である。
ダービーと同コースで行われ、かつ最もレースレベルが高い(と思われる)青葉賞からの参戦ではなく、
別コースで行われる毎日杯、京都新聞杯からの参戦の方が結果が出ているというのが面白いところ。
青葉賞からの参戦馬は、過去10年で3着が3回あるが、2着以上は無い。複勝率が高いわけでもない。
今年の青葉賞の勝ち馬スキルヴィングは、新馬戦で2着に敗れたものの、
その後、未勝利→1勝クラス→G2青葉賞と、いずれも単勝1倍台で3連勝。
鞍上もルメール騎手を確保しており、陣営の期待も大きそうだが、
過去の傾向から行くと、青葉賞からの参戦でダービーを勝利するのはかなり厳しい。
むしろ、京都新聞杯から参戦してきたサトノグランツも、
未勝利→1勝クラス→G2京都新聞杯と、こちらも3連勝してきており、
データ的にはこちらの方が面白いように思える。
ただ、素人目で見ると、連勝してきたパフォーマンスはスキルヴィングの方が上に見えるので、
スキルヴィングが苦しいのなら、サトノグランツも厳しく、
となれば、結局は皐月賞組の勝負になるのでは、と思っている。
先週のオークスも、結局のところ、1~5着に入線した5頭は桜花賞組だった。
個人的には、皐月賞→ダービーと、激戦を戦ってきた馬(というより陣営)を応援しているので、
ソールオリエンスを始めとする皐月賞組に頑張ってほしい。