ダービー(2023年)の乗り替わりを聞いて思うこと

著者にとっては嬉しいニュースだが、5月28日に行われるダービーで、
武豊騎手が皐月賞3着のファントムシーフに騎乗することになったらしい。
個人的には非常に嬉しい。

乗り替わりの理由は(おそらく)皐月賞で騎乗していたルメール騎手がダービーでは別の馬に騎乗するため、だろう。

騎乗馬のバッティングが発生すれば、乗り替わりは絶対に発生するし、仕方が無いことだとは思う。

だが実際のところ、ダービーで乗り替わって勝利した例はほとんど無い気がする。

乗り替わりにも様々な事情があるとは思うが、
単純に"前走からの乗り替わり"でダービーを勝った例があるかを、
直近10年のデータを調べてみたが、勝利したのは1回のみだった。

・2021年勝ち馬:シャフリヤール
 前走(毎日杯):川田騎手 → ダービー:福永騎手

この乗り替わりも、福永騎手は前々走以前にシャフリヤールに騎乗していた経験があり、初騎乗ではなかった。

このことから、今回のような完全な初騎乗となる乗り変わりは、正直なところ苦しいのだと思う。

ただ、ルメール騎手から乗り替わってダービー勝利のチャンスが最も大きいのは武豊騎手だと思うし、
ダービーまで2週間以上あるこの時点で、その騎手を確保したのは大きいと思う。

皐月賞馬ソールオリエンスの壁は高いように思うが、もし逆転の可能性があるとするなら、
ルメール騎手が選んだ(?)青葉賞の勝ち馬のスキルヴィングか、
今回、乗り替わりが発表された皐月賞3着のファントムシーフのいずれかだと思っていた。

乗り替わった馬のダービー成績を見ると、ファントムシーフはやはり不利だとは思うが、
心強い鞍上を確保が確保できたことだし、ダービーを賑わせてほしいと思う。

※ちなみに、武豊騎手はダービーを過去に6勝しているが、初勝利が1998年と、今からなんと25年前。。
 25年間も競馬界(騎手会)のトップを走り続けているとは、本当にスゴイ。尊敬しかない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です