・アニマルキングダム(Animal Kingdom)
 -2020年種付け料:120万円
 -父:ルロワデザニモー
 -母:ダリシア(母父:アカテナンゴ)
 -主な勝ち鞍:ケンタッキーダービー(G1)、ドバイワールドカップ(G1)など
 -初年度種付け頭数:117頭

・血統表

ルロワデザニモー
Leroidesanimaux
キャンディストライプス
Candy Stripes
ブラッシンググルーム
Blushing Groom
レッドゴッド
Red God
リファール
Lyphard
アホヌーラ
Ahonoora
ロレンツァツィオ
Lorenzaccio
ハイライン
High Line
アカテナンゴ
Acatenango
ズルムー
Surumu
リテラト
Literat
アグレッサー
Aggressor
ダンシングブレーヴ
Dancing Brave
リファール
Lyphard
アスプロス
Aspros

・期待度:B ※著者個人の評価です

・ポジティブ理由①
3歳で米国のケンタッキーダービーを制覇し、5歳でドバイワールドカップを制覇するなど、クラシックから古馬まで活躍したダートの一流馬であること。

・ポジティブ理由②
日本にほとんど馴染みのない血統であり、様々な繫殖牝馬が配合相手が選べること。

・ネガティブ理由①
日本で実績の少ない血統なだけに、適性が全く合わない可能性がある。

・ネガティブ理由②
種付け頭数が、2020年:117頭 → 2021年:81頭 → 2022年:46頭と右肩下がりに減少していること。(おそらく幼駒の評価がイマイチなのでは?と推測。。)

・所感
この実績、血統で種付け料120万円か(安すぎないか!?)、という感想。
同期デビューの種牡馬達が粒揃い過ぎて目立たないのもあるが、やはりこの馴染みの薄い血統がイマイチ評価されないのだろうか。

ただ、この馬はケンタッキーダービーを勝利する仕上がりの早さやスピードを持っている上に、3代目まで血統表を遡れば、
-ブラッシンググルーム(Blushing Groom)
-アホヌーラ(Ahonoora)
-ズルムー(Surumu)
-ダンシングブレーヴ(Dancing Brave)
と、芝で活躍した血統が並ぶ。
…これで本馬の適性がダートの方に出るというのが血統の不思議。

確かに、本馬自身の血統は日本競馬であまり馴染みが無いが、この馬の実績と血統なら芝でのスピード不足ということも無さそうで、日本競馬にフィットする可能性はあると思う。

それにしても、今年の新種牡馬は豪華すぎないだろうか。世界チャンピオンクラスばかり。。