・ニューイヤーズデイ(New Year's Day)
 -2020年種付け料:300万円
 -父:ストリートクライ
 -母:ジャストウィスルディキシー(母父:ディキシーユニオン)
 -主な勝ち鞍:ブリーダーズCジュヴェナイル(G1)
 -初年度種付け頭数:158頭

・血統表

ストリートクライ
Street Cry
マキャヴェリアン
Machiavellian
ミスタープロスペクター
Mr. Prospector
レイズアネイティヴ
Raise a Native
ヘイロー
Halo
トロイ
Troy
ペティンゴ
Petingo
リヴァーマン
Riverman
ディキシーユニオン
Dixie Union
ディキシーランドバンド
Dixieland Band
ノーザンダンサー
Northen Dancer
カポウティ
Capote
オナーアンドグローリー
Honour and Glory
リローンチ
Relaunch
ミスターリーダー
Mr. Leader

・期待度:C ※著者個人の評価です

・ポジティブ理由①
アメリカの2歳G1に勝利した仕上がりの早さとスピードがあること。
故障により早期引退したが競走馬としてもっと優秀だった可能性がある。

・ポジティブ理由②
日本でやや馴染みが薄い血統ながら、世界で活躍するストリートクライの血を引く血統であり、既に米国でデビューした産駒からG1馬(マキシマムセキュリティ)が輩出されていること。

・ネガティブ理由①
ストリートクライの産駒は、ウインクスやゼニヤッタなど世界トップクラスの名馬が複数いるが、日本では重賞クラスの馬がおらず、日本競馬への適応力が低い可能性が高いこと。

・ネガティブ理由②
競走馬としての実績では、そこまで目立った存在ではないこと。

・所感
ストリートクライの血を引く一族、というだけで輸入された感を感じる。
ストリートクライの父はマキャヴェリアンで、(特にBMSとして)その血を引く馬が日本で多く活躍していることもあり、この馬の血統に期待する人も多そう。

ただ、この馬自身の成績としては、日本に導入する海外種牡馬としてはあまり目立った成績ではない。
また、2023年産駒デビューの海外種牡馬は、
-ブリックスアンドモルタル
-カリフォルニアクローム
-サンダースノー
という大物達がおり、それらと比較すると、競走馬としての実力ではどうしても見劣りしてしまう。(これはこの馬自身に罪は無いのだが。。)
もしこのレベルの種牡馬が日本で活躍できるのなら、現在のようにサンデーサイレンスの血の飽和状態にはなっていなかったように思う。
それぐらい、今の日本競馬で、海外種牡馬を活躍させることのハードルは高いと見る。

正直なところ、活躍は厳しいと見るが、もしこの馬の産駒が日本で走るようなら、ストリートクライの血を引く馬が何頭も導入され始めるのではないだろうか。